試論:大工と漁師たちを140文字以内で

福音書には主の職業はテクトーンとあるが、ホメロスの叙事詩ではテクトーンは船大工をも意味し、もしも主が腕の確かな職人として既に漁師の間で知られていたとすれば、故郷で生涯を終えることが多く同業者だけで集まりがちな漁師の中からすぐ四人の信頼を得て弟子とすることができたのも、道理である。

(注)別エントリー「試論:天の国と『人間をとる漁』を140文字以内で」も参照のこと。
http://josephology.me/app-def/S-102/wordpress/archives/8963