もし仮にそれが名もない女性だったとしても、人となられた神のために、ただただ手料理を三十年前後ものあいだ作り続けた女性がもしも実際に存在したとするなら、その一事のみをもって、その女性は全世界から崇敬を集めるに値する。まして彼女は、裁縫も洗濯も掃除もその他全ての神の家の家事を行った。
(注)別エントリー「試論:聖母マリアってどんな方?を140文字以内で」も参照のこと。
http://josephology.me/app-def/S-102/wordpress/archives/5920
【追記】
人類の歴史上マリアとヨセフの二人以外の全ての人間はただ神に自分の身を守っていただくばかりだったが、マリアとヨセフの二人だけはむしろ自分たち自身こそが、具体的な日々の行動をもって神そのものであられる「自分たちの子」主イエスをお守りすることに、何年も何十年も日々、身も心も砕き続けた。
(注)別エントリー「聖家族はどのような雰囲気の中で暮らしていたのか」も参照のこと。
http://josephology.me/app-def/S-102/wordpress/archives/5246