試論:マルコ1章「重い皮膚病」を140文字以内で

主イエスはマルコ1章40節以下で「重い皮膚病」を患っている人を癒やされたが、モーセの律法では彼は隔離対象だった(レビ13章46節)。主が彼をすぐ立ち去らせようとしたり黙っているように命じられた理由は、誰かが「彼に触れたならイエスも汚れの状態だ」と言い出さないようにするためだった。

【追記】

主イエスは重い皮膚病の人をいやされた後、その人に何も話さないようにと仰せになった。しかし奇跡的な治癒は見た目に一目瞭然である以上、その人が完全に沈黙を守り続けることは至難の業であり、主イエスも「あれほど話さぬように言っておいたのに、あなたはそれにそむいた」とは非難なさらなかった。

(注)別エントリー「試論:主イエス・キリストの恵みを140文字以内で」も参照のこと。
http://josephology.me/app-def/S-102/wordpress/archives/8614

レビ記は、「重い皮膚病」の人と性病の人は陣営の外に住まねばならぬとする。古代ユダヤの歴史家ヨセフスは、一世紀のエルサレム市内から、淋病の人と「重い皮膚病」の人は完全に排除されていた、と記した。当時のヘブライ人にとっては、エルサレムの都こそが自分たちの時代の「陣営」そのものだった。