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試論:ユダヤ教と預言を140文字以内で

中世以降ユダヤ教はハガイ、ゼカリヤ、マラキを最後の預言者とした。その後のエズラ・ネヘミヤ時代にイスラエルが偶像崇拝と最終的に訣別した際、その時代の「預言者」たちが全くそこに貢献しなかったためである。とはいえマラキ書3章は第二のエリヤとなる預言者の到来を預言したはずではなかったか?

(注)別エントリー「試論:ゼカリヤ13章を140文字以内で」も参照のこと。
http://josephology.me/app-def/S-102/wordpress/archives/6121

【追記】

キリスト教側の「ダニエル書は旧約聖書の中では当然『預言書』のカテゴリーに含まれる」という認識とは異なり、二世紀以降のどの時点からか、少なくとも中世以降のユダヤ教側では「ダニエル書は聖書の中では『知恵文学』のカテゴリーに含まれる」という認識であり、ダニエル書を預言書扱いしていない。

(注)別エントリー「ユダヤ教はダニエル書を預言書扱いしない」も参照のこと。
http://josephology.me/app-def/S-102/wordpress/archives/4210