【問】主イエスは逮捕前のルカ21章(マタイ24章、マルコ13章)で、一つの時代の終わりを予告されていますが、これは現代に生きるわたしたちと強く関係しますか?
【答】主イエスの御受難・御復活・御昇天の後も、エルサレム神殿の時代は約四十年間続きましたが、その終わりを主は予告されました。
【追記】
ルカ21章は「やもめの献金」から神殿滅亡の予告へ続く。ローマの歴史家タキトゥスは二世紀の初め、滅亡したユダヤの都は神殿が所有する莫大な富によって名高かったと記した。エルサレムの神殿の豪華絢爛さには使徒たちでさえも目を奪われるほどだったが、当時の人々は何か重大なものを見失っていた。
(注)別エントリー「試論:やもめの献金と神殿の滅亡を140文字以内で」も参照のこと。
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