試論:「この神殿を壊してみよ」を140文字以内で

主イエスはヨハネ2章19節で、「この神殿を壊してみよ。三日で立て直して見せる」の御言葉を残された。同21節は、御自分の体を主イエスは神殿と呼ばれたと説明する。しかしマタイ26章61節にある通り、この時の主の仰せは、最高法院が主に死刑を宣告するに至る際、重大な意味を持つものだった。

(注)別エントリー「試論:福音書と『西遊記』の違いを140文字以内で」も参照のこと。
http://josephology.me/app-def/S-102/wordpress/archives/5760

(注)別エントリー「イエス・キリストと天の雲」も参照のこと。
http://josephology.me/app-def/S-102/wordpress/archives/684

【追記】

《体も家も自身にとっての住まい》(ヨブ4章19節参照)として「体」と「家」とを重ねるヘブライの世界観を踏まえ、主イエスは、《人となった神の子である自身の体》と《神の家=神殿》を重ね「三日で建て直して見せる」と宣言されたが、イエスを冒瀆者として葬り去ろうとした人々には通じなかった。

(注)別エントリー「試論:マタイ21章42節『家』を140文字以内で」も参照のこと。
http://josephology.me/app-def/S-102/wordpress/archives/15057