試論:ルカ12章58節の「牢」を140文字以内で

一ヨハネ5章16節は「死に至らない罪」と「死に至る罪」があると説く。主イエスはルカ12章58節以下で「死に至らない罪」の人が行く期限付きの「牢獄」の存在を示唆された。この牢獄は主なる神が条件を満たしたと判断なさった時、そこから解放される。カトリックでは、この牢獄を「煉獄」と呼ぶ。

(注)別エントリー「試論:二種類の罪と『永遠の命』を140文字以内で」も参照のこと。
http://josephology.me/app-def/S-102/wordpress/archives/9895

【追記】

マタイ18章「仲間を赦さない家来のたとえ」には「牢役人」が登場し、5章でも人間関係がこじれて和解に至らない人が行く「牢」が登場するが、ここは「火の地獄」(22節)とは別物として扱われる。この牢は代償を払い続けることにより最終的に出ることができるが、ここをカトリックでは煉獄と呼ぶ。

(注)別エントリー「試論:黙示録の火の池を140文字以内で」も参照のこと。
http://josephology.me/app-def/S-102/wordpress/archives/5376