主イエスはルカ19章46節で「あなたたちは神殿を強盗の巣にした」と仰せになった。これは大昔に預言者がエレミヤ7章11節で啓示したことを踏まえているが、預言者は続く12節以下で、かつてのシロの聖所のように、エルサレムの神殿も滅亡すると啓示した。つまり主イエスもそれをほのめかされた。
(注)別エントリー「エルサレムがバビロンと呼ばれた理由」も参照のこと。
http://josephology.me/app-def/S-102/wordpress/archives/1962
(注)別エントリー「戦争と飢餓:ある意味で実戦よりも残酷な」も参照のこと。
http://josephology.me/app-def/S-102/wordpress/archives/4744
【追記】
ヨハネ11章47節以下は最高法院がイエスの死を決めた経緯を記す。「一人の人間が民の代わりに死に、国民全体が滅びずに済む方が皆には好都合」(50節)と大祭司カイアファは預言した。こうして、救い主は贖(あがな)いの業を行うこととなったが、カイアファの悪意が正当化されるわけでは、ない。
(注)別エントリー「ダニエル9章の『七十週』預言」【再投稿】も参照のこと。
http://josephology.me/app-def/S-102/wordpress/archives/18148