試論:「己の行いは己へと戻る」を140文字以内で

箴言26章27節は「落とし穴を掘る者は自分がそこに落ちる」と記し、自分の行いは全部いずれ自分に戻って来ると教える。主イエスはマタイ7章12節とルカ6章31節において「あなたは、自分が他の人からしてもらいたいと思うことは、どんなことでも、あなたから他の人にしなさい」と仰せになった。

(注)別エントリー「試論:『憐れみと赦し』を140文字以内で」も参照のこと。
http://josephology.me/app-def/S-102/wordpress/archives/7927

【追記】

箴言17章5節の後半は「他人の不幸を喜ぶ人は罰を免れない」等と訳される。古代のギリシア語訳はさらに「同情する人は憐れみを受ける」と続け、これはマタイ5章7節と同じ趣旨であり聖書の「憐れみ」とは他人の不幸を喜んだり笑ったり嘲ったり蔑んだりせず、ただ同情を寄せることであると説明する。