主はヨハネ8章18節で「わたしをお遣わしになった父もわたしについてあかしをしてくださる」と仰せになった。マタイ17章「主の変容」の際の、5節「光り輝く雲」の中からの声が、それに該当するが、御受難の数日前のエルサレムでも、多くの人に聴こえる場でそれはなされた(ヨハネ12章28節)。
【追記】
ルカ3章22節「聖霊が鳩の姿で降(くだ)り、『あなたはわたしの愛する子、わたしの心に適う者』という声が天から聞こえた」ヨハネ12章28節「イエスが『父よ、あなたの栄光を現わして下さい』と仰せになると、『わたしは既に栄光を現わしたが、再び栄光を現わそう』という声が天から聞こえた」。
主イエスはヨハネ12章28節で、「父よ、御名の栄光を現して下さい」と仰せになり、すると天から声が聞こえた。これは申命記5章22節以下を彷彿とさせ人々はそれを思い起こしたなら慄然としたはずである。ただ群衆の反応は「雷が鳴った」「天使がこの人に話しかけた」等で、回心には至らなかった。