【問】旧約聖書のダビデやソロモンの記事は、どんな教訓を与えますか?
【答】二人は神なる主から非常に愛され、知恵や様々な賜物の恵みを受け「人たらし」そのものの人間的魅力にも富んでいましたが、女性に対しては「女たらし」そのもので、それまでの功績を台無しにするほどのわざわいを招きました。
【追記】
ダビデは多くの妻がありながら臣下ウリヤの妻に横恋慕してつまずき、数多くの異邦出身の妻たちのためにソロモンはイスラエルに異教礼拝を持ち込むのを容認した。処女懐胎後の婚約者の妊娠に苦悩したが道を間違えなかったヨセフの姿は、女性に惑わされて道を誤ったダビデやソロモンとは雲泥の差がある。
ソロモン王は傑出した知恵によって名声は世界に及び、神殿を完成させ国を繁栄させる等の功績を打ち立てたが、多くの外国人の女性たちを愛し、彼女らが異教礼拝を持ち込むのを容認した結果、イスラエルに異教が蔓延し、バビロン捕囚の遠因となった。シラ49章4節はソロモンを堕落した王たちに含める。
カトリックでは、主の御降誕後のマリアとヨセフの終生童貞を教える。トビト8章7節には「情欲に駆られてではなく、主の御旨に従う」という観念が記され、また創世記39章のヨセフとルツ3章のボアズは共に、主の御降誕よりさらに一千年以上も昔でも、女性に対し分別を失わぬ義人たちの存在を物語る。
(注)別エントリー「試論:ヨセフの終生童貞を140文字以内で」も参照のこと。
http://josephology.me/app-def/S-102/wordpress/archives/21107