【問】主の養父ヨセフの大工(木工職人)としての腕前は?
【答】彼は息子と妻を連れエジプトに逃避し、現地のユダヤ人たちの中で暮らしたと考えられますが、全くの見ず知らずの土地で妻子を養っていくためには自分の「腕一本」で勝負するしかなく、それが可能だった彼の腕前は確かだったと思われます。
【追記】
【問】マタイ2章は聖家族が東方の博士から黄金を贈られたと記しますが、これがエジプト生活での足しになったのでは?
【答】いいえ。いつの時代にもイスラエルからエジプトに至る経路は治安が常に良くなく、乳飲み子連れの夫婦が多くの黄金を携えて旅していたなら、盗賊たちの恰好の標的となりました。
福音書の時代にエルサレムからエジプトに逃避する場合、途中かつてのペリシテの町ガザがある。エルサレムからガザへの道を使徒言行録8章26節は「寂しい道」と記す。イスラエル人にとっては実際のところガザからエジプトまでの道の方が、より長く、より寂しく、より危険で困難が多い道のりではある。