【問】使徒言行録5章にはアナニアとサフィラの話がありますが教訓は何ですか?
【答】主イエスはヨハネ14章6節で「真理(アレテイア)」を自称され、御自分が真心には真心でお返しになる神であると仰せになりました。詩編12編は、ヘブライの信仰は嘘偽りや面従腹背とは相容れないと教えています。
【追記】
【問】アナニアとサフィラの受けた罰は重過ぎるようにも感じます。
【答】プロテスタントの『改訳 新約聖書』(1917年)は、ヨハネ14章6節の「真理」に「まこと」と仮名を振りました。当時の日本人は「まこと」という表現から「真」「実」「信」「誠」を連想でき、実際にそれらの全てが正解です。
【問】アナニアとサフィラには「まこと」が欠けていたということですか?
【答】「自分は神を信じているから自分がいくら罪を犯していても、最終的には神は自分を救ってくれる」といった、「信仰義認」をどこまでも野放図に拡大解釈する虫のいい発想など神には通用しないというのが、この話の教訓です。
【問】では、人間はどうすれば神に救われるのですか?
【答】ヤコブ2章17節「行いを伴わないなら、信仰はそれだけでは死んだもの」ガラテヤ5章6節「キリスト・イエスに結ばれているなら愛の実践を伴う信仰こそ大切」マタイ7章12節「他人からしてもらいたいことなら全てあなたからしなさい」。