一世紀ユダヤの歴史家ヨセフスは、ダニエル書の預言は二度にわたり成就したと記した。一度目はアンティオコス・エピファネスによる荒廃(マカバイ記の時代)であり、二度目はローマ軍によるエルサレム破壊(紀元七〇年の第二神殿滅亡)である。同時代人としてヨセフスは後者をそのように認識していた。
(注)別エントリー「ダニエル書9章の『七十週』預言」も参照のこと。
http://josephology.me/app-def/S-102/wordpress/archives/22
(注)別エントリー「旧約聖書の預言書を研究する際の基本原則」も参照のこと。
http://josephology.me/app-def/S-102/wordpress/archives/3859