ヤコブ3章16節以下は「ねたみや利己心のあるところには、混乱やあらゆる悪い思いがある」と説き、「上から出た知恵」すなわち主なる神がお与えになる知恵について「何よりもまず純真で更に温和で優しく従順なもの」と続け、「憐れみと良い実に満ちており偏見はなく偽善的でもない」と結論している。
【追記】
モアブの女性ルツは亡き夫の母ナオミに「あなたの民はわたしの民、あなたの神はわたしの神」と誓い、寄留者としてイスラエルに住んだが何一つ差別を受けなかった。ルツは「あなたたちイスラエル人はそうするけれど、わたしの故郷の流儀は違います」という口答え(減らず口)を、何一つ口にしなかった。
(注)別エントリー「試論:古代イスラエルの兄弟姉妹を140文字以内で」も参照のこと。
http://josephology.me/app-def/S-102/wordpress/archives/10047