箴言18章20節は、それが他の賢い人の口真似であれ自分の感情の赴くまま思わず口走った言葉であれ、いったん口にした自分の言葉は、今度は自分自身の内面へ影響を与えると説く。フィリピ3章19節も自分自身の内面を「腹」と表現し、神の御教えよりも自分自身の思い込みを優先する人について記す。
【追記】
日本語でも「腹(肚)」と表現して「腹の中が読めない」「腹黒い」など「独特な考え」「内面に秘めた思い」を指す。箴言18章20節や同20章27節や同30節も同様で、パウロも「自分の腹に仕える」(ローマ16章18節)と表現し、自分勝手な思い込みに固執する人(フィリピ3章19節)を指す。
(注)別エントリー「試論;『偽善者と演技』を140文字以内で」も参照のこと。
http://josephology.me/app-def/S-102/wordpress/archives/8211