試論:「偽善者と演技」を140文字以内で

主イエスがファリサイ派の人に対し使われた表現「偽善者」の、原文におけるギリシア語の本来の意味は、「演技をする人」「見せかけの人」等だった。「皇帝のコイン」に関する罠を隠した質問の時のように、ファリサイ派の人は主イエスに対し芝居がかった追従を大げさに口にしながら陥れようとしていた。

(注)別エントリー「試論;『敵の追従と罠』を140文字以内で」も参照のこと。
http://josephology.me/app-def/S-102/wordpress/archives/8197

【追記】

マタイ22章15節以下で、主はファリサイ派の人々とヘロデ派の人々から罠を隠した質問を受けた。早い時期から両派の一部は、主に対して殺意を含んだ敵意を抱き続けていた(マルコ3章6節)。主は「パン種」と表現して彼らの悪意を弟子たちに示唆されたが、誰も理解しなかった(同8章15節以下)。