イザヤ62章5節は「神と神の民」の関係を「花婿と花嫁」の関係にたとえた。主イエスはヨハネ2章のカナの婚礼におけるぶどう酒の奇跡で御自分こそ真の「花婿」だと示唆された。マルコ2章の「なぜあなたの弟子たちは断食しないのか」という質問の際、主は御自分が「花婿」である前提で御説明された。
【追記】
古代のイスラエルでは、婚礼の時に上質の酒を提供するのは花婿の責任と考えられていた(ヨハネ2章9節以下)。一方、当時は「神」と「神の民」の関係を《花婿》と《花嫁》の関係にたとえていた(イザヤ62章5節)。カナでのぶどう酒の奇跡で、主は御自分こそが真の《花婿》であるとほのめかされた。
(注)別エントリー「試論;真の『花婿』を140文字以内で」も参照のこと。
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