主イエスをヨハネ1章1節は「言(ことば)」つまり《人々の前に御姿を現され御自ら御教えをお話しになる神》と呼ぶ。主イエスに従う人々にとって「神の御言葉」とは、まず何より主イエス御自身の仰せである。聖書やキリスト教に関して話題にしても肝心の主イエスの御教えを避ける人々は眉唾物である。
【追記】
主イエスは旧約聖書の預言に関し第一義的に御自分と御自分の到来前後の歴史的諸事件への言及であり(ルカ24章44節、ヨハネ5章39節)、エルサレム滅亡(紀元七〇年)で全て成就すると教えられた(ルカ21章22節)。旧約聖書を現代の国際情勢と関連付ける解釈は本来キリスト教と無関係である。