試論:「喜び」の理由を140文字以内で

ルカ24章51節以下「イエスは彼らを祝福しながら彼らを離れ、天に上げられた。彼らはイエスを伏し拝んだ後、エルサレムに大喜びで帰った」ヨハネ14章28節「わたしを愛しているなら、わたしが父の許へ行くのを喜ぶはずだ」同章27節「わたしは平和を残し、わたしの平和をあなたたちに与える」。

【追記】

マタイ5章9節「平和を実現する人」の「平和」とは、福音書の時代の人々にとっては単に戦争のない(終わった)状態を意味する以外に個々の健康や幸福・繁栄、人間関係の協調・一致や発展、社会や国家の安寧、暴動や反乱のない状態、心の(霊的な)安定など、物事が好転している状況の総称でもあった。

主イエスは御復活の後、弟子たち(使徒たち)に初めて現われた際「あなたがたに平和があるように」と仰せになった。古代のヘブライ人にとって「平和」は全ての幸福の総称である。挨拶として長い形式ではサムエル上25章6節「あなたに平和、あなたの家に平和、あなたのもの全てに平和があるように」。