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試論:「ファリサイ派」を140文字以内で

紀元前二世紀、シリア王アンティオコス四世の圧政に対し、祭司の息子ユダ・マカバイと彼の兄弟がユダヤ独立の反乱を起こした。マカバイの死後、彼の一族ハスモン家が民族の非常事態に乗じて独裁権を手中にしたため、一部の人々はハスモン家と袂を分かって抵抗したがハスモン家の王から強く弾圧された。

(注)別エントリー「予備的考察:いわゆる『エゼキエル戦争』【再投稿】」も参照のこと。
http://josephology.me/app-def/S-102/wordpress/archives/15520

(注)別エントリー「ダニエル書7章:地上に興る第四の王国」も参照のこと。
http://josephology.me/app-def/S-102/wordpress/archives/4631

【追記】

ローマの威光を背景にヘロデは重臣の身でありながら、御家騒動を繰り返すハスモン家からユダヤの王位を奪ったが、ハスモン家から厄介者扱いされていたファリサイ派を懐柔した。結果的に各地に存在した諸会堂はファリサイ派の管轄となり、マタイ23章2節の通りファリサイ派は「モーセの座に着いた」。

(注)別エントリー「試論:マルコ7章のファリサイ派を140文字以内で」も参照のこと。
http://josephology.me/app-def/S-102/wordpress/archives/14260

(注)別エントリー「ファリサイ派の人と徴税人」も参照のこと。
http://josephology.me/app-def/S-102/wordpress/archives/5182

(注)別エントリー「試論:『律法学者』を140文字以内で」も参照のこと。
http://josephology.me/app-def/S-102/wordpress/archives/11518

主イエスは「ファリサイ派のパン種とヘロデ派のパン種には気を付けなさい」と教えられ(マルコ8章、マタイ16章参照)、一コリント5章は「古いパン種や悪意と邪悪のパン種を用いてはなりません」「わずかなパン種が練り粉全体を膨らませる」「あなたがたはパン種の入っていない者」等と教えている。

(注)別エントリー「隣人愛の反対は理由なき悪意そして憎しみ」も参照のこと。
http://josephology.me/app-def/S-102/wordpress/archives/1982