主イエスはマルコ8章15節で「ファリサイ派のパン種とヘロデ派のパン種に気をつけなさい」と教えられた。同7章8節以下「あなたたちは神の掟(=モーセの律法)を後回しにして人間の言い伝えの方を固く守っている。あなたたちは自分たちの言い伝えの方を大事にして、神の掟を無い物として扱った」。
(注)別エントリー「試論:マルコ7章と『愛の反対』を140文字以内で」も参照のこと。
http://josephology.me/app-def/S-102/wordpress/archives/14278
【追記】
主イエス・キリストはマルコ7章の最初の部分でファリサイ派の最大の問題点を指摘された。それは彼らが「言い伝え」を過度に重視していることで、本来モーセの律法に対して副次的存在だった「言い伝え」がいつしか律法と同等以上にまで扱われ、しかも隣人を圧迫するための口実と化していた事実である。
(注)別エントリー「ファリサイ派の人と徴税人」も参照のこと。
http://josephology.me/app-def/S-102/wordpress/archives/5182
主イエスは「ファリサイ派のパン種とヘロデ派のパン種には気を付けなさい」と教えられ(マルコ8章。マタイ16章参照)、一コリント5章は「古いパン種や悪意と邪悪のパン種を用いてはなりません」「わずかなパン種が練り粉全体を膨らませる」「あなたがたはパン種の入っていない者」等と教えている。
(注)別エントリー「隣人愛の反対は理由なき悪意そして憎しみ」も参照のこと。
http://josephology.me/app-def/S-102/wordpress/archives/1982