試論:「自分勝手の塊、カイン」を140文字以内で

創世記4章は、弟を殺しておきながら、「あなたが御顔を隠されたら」(14節)つまり神の庇護が失われれば自分は誰かに殺されてしまうと神に頼み込むカインの姿が描かれる。「わたしは弟の番人でしょうか」(9節)と憎まれ口を神に叩いておいてこの身勝手振りで、彼は自分自身にしか興味がなかった。

(注)別エントリー「試論:『悔い改め』とは無縁の人を140文字以内で」も参照のこと。
http://josephology.me/app-def/S-102/wordpress/archives/17099

(注)別エントリー「試論:『カインの高慢』を140文字以内で」も参照のこと。
http://josephology.me/app-def/S-102/wordpress/archives/17085

【追記】

カインはアベルと違って献げ物となる作物を育てる際、手間暇をかけようとせず、ろくに手入れもせず、ただ自然に育ったがままの状態のものを献げた。それでいて神に目を留められなかったことで激怒し、そうなった理由を反省せず弟の意見を参考にしようとせず両親にも相談せず、神に質問すらしなかった。