試論:「別れの挨拶」を140文字以内で

【問】主イエスはルカ9章61節以下で、御自分に従う決意を見せたけれども身内に別れの挨拶に行きたいと希望した人に釘を刺されました。
【答】比喩に用いられた「鋤」は種蒔きの下準備に用いる農具で、「種蒔き」つまり御言葉の宣教の実践に入る先々にはそれができなくなることを主は強調されました。

【追記】

【問】その人に主は別れの挨拶を禁じられたのですか? それ以前にその人を拒まれましたか?
【答】ルカは、主がその人を拒まれたとも別れの挨拶を禁じられたとも書いていません。むしろ、列王上19章19節以下でエリヤがエリシャに許可したように別れの挨拶に向かわせられた可能性は否定できません。

主イエス・キリストは多くのたとえを用いて福音を説明されたが、種蒔きのたとえに関して「このたとえが分からないのか。ではどうして他のたとえが理解できるだろうか」(マルコ4章13節)と仰せになり、このたとえが他の全てのたとえを理解する鍵であって深く心に刻み込むべきであると、強調された。