【問】救い主(キリスト)である主イエスにとって「十字架」は避けて通れない宿命でした。弟子たちにとっての、「十字架」とは?
【答】各々の人生において、その人がいくら頑張ったとしても、もはや変えようがない事柄の比喩だと考えられます。キリストと出会う以前からその人が背負っている人生です。
【追記】
【問】新約聖書の登場人物でいえばどんな事柄ですか?
【答】ペトロは逮捕された先生イエスのことを、鶏が鳴く前に三度、そんな人など知らないと言いました。パウロは弟子たちを弾圧しステファノの殺害に関与しました。マグダラのマリアは「七つの悪霊」に喩えられる諸々の悪徳の中で生活していました。
【問】マグダラのマリアもペトロもパウロも最後は主イエスに認められて信仰の模範となった人々なのでは?
【答】それでも人々の記憶に彼らの過去の不祥事は残ります。意地の悪い人々は彼らを「あの人は聖人のように振舞ってるけど実は〜」と指差しました。それが彼らにとっての、「自分の十字架」です。