試論:金持ちの青年と無理難題?を140文字以内で

【問】主イエスは「金持ちの青年」に無理難題を突き付けられたのですか?
【答】いいえ。ルカ19章は徴税人ザアカイを「金持ち」(2節)と呼びますが、主イエスは5節でザアカイの家での宿泊を希望され、9節では「今日救いがこの家を訪れた」と宣言されました。8節はザアカイの悔い改めを記します。

(注)別エントリー「『金持ちの青年』との対話」も参照のこと。
http://josephology.me/app-def/S-102/wordpress/archives/27797

【追記】

【問】マタイ19章の「金持ちの青年」のエピソードは、主イエスが彼のような金持ちを拒まれたことを意味していますか?
【答】断じて違います。同じ話を扱うマルコ10章21節では、「イエスは彼を見つめ、慈しんで言われた」と記し、むしろ主イエスが彼に好感を抱いておられたことを示唆しています。

【問】ではなぜ、この青年は「悲しみながら立ち去った」のですか?
【答】彼は「永遠の命を得る」ことを、比較的容易な事柄であると考えていましたが、そこに到達するためには自分自身の財産が邪魔をしている、と知らされたからです。逆に言えば、主の御教えを彼は素直に受け止めていたことになります。

【問】この「金持ちの青年」は、「永遠の命」を得ることができたでしょうか?
【答】彼はモーセの律法の掟を、彼自身の言葉によれば「そういうことは全て守ってきました」と言っています。また悲しむほどに主の御言葉を真面目に受け止め、決して適当に聞き流して「愛想笑い」したりなどしませんでした。