試論:ルカ6章「麦畑」を140文字以内で

【問】福音書で、弟子たちが空腹のあまり麦畑で穂を摘み手でもんで食べた話があり、安息日の件でファリサイ派に非難される話があります。古代のイスラエルでは、他人の麦畑の穂を摘んで食べても良いの?
【答】申命記23章26(25)節「他人の麦畑から手で穂を摘んで食べても良いが、鎌は使うな」。

【追記】

マタイ12章で、麦畑から穂を摘んで直に麦を口にするほど弟子たちは空腹だった。ファリサイ派の人々に対して主はサムエル上21章を引用された。パンではなく直に麦を口にするほどの空腹をしのぐことは、井戸に落ちた息子をすぐに引き上げる(ルカ14章5節)ことと同じく、安息日の掟にも優先する。

主が集まった群衆のためにパンを増やす奇跡を行われたことは有名だが、その少し前に弟子たちが極度の空腹のため安息日に麦畑で穂を摘み直に麦を口にし、ファリサイ派の人々と論争になった。なぜ主は奇跡で弟子たちの空腹を満たそうとはされなかったのか? 「現世利益」目的では奇跡を主は行われない。