一世紀後半の歴史家ヨセフスはイエスがメシアだったかもと記した。近代の批評家は、ファリサイ派の祭司ヨセフスがこれを書くはずがなく後世のキリスト教徒の加筆だと主張した。ただヨセフスは都と神殿の滅亡でダニエルの預言は成就したとも記したが、滅亡前にメシア到来が先立つと預言は啓示している。

（注）別エントリー「試論：偽預言者と滅亡を１４０文字以内で」も参照のこと。
http://josephology.me/app-def/S-102/wordpress/archives/5401

（注）別エントリー「ダニエル書９章の『七十週』預言」も参照のこと。
http://josephology.me/app-def/S-102/wordpress/archives/22

（注）別エントリー「エルサレムがバビロンと呼ばれた理由」も参照のこと。
http://josephology.me/app-def/S-102/wordpress/archives/1962

（注）別エントリー「戦争と飢餓：ある意味で実戦よりも残酷な」も参照のこと。
http://josephology.me/app-def/S-102/wordpress/archives/4744

（注）別エントリー「旧約聖書の預言書を研究する際の基本原則」も参照のこと。
http://josephology.me/app-def/S-102/wordpress/archives/3859