マルコ3章8節は、ティルスやシドンのようなフェニキアの町々からも人々が主イエスの許に来たと記す。7章28節では一人のフェニキア出身の女性が「イスラエルの神なる主の御目にはわたしたちフェニキア人は、食卓の下でパン屑を待つ小犬のような存在でしょうが」と卑下しながらも主に奇跡を乞うた。
【追記】
ルカ6章17節以下では主イエスの評判を聞きエルサレムやユダヤ全土からだけはなく、ティルスとシドンの海岸地方からも人々が集まったと記す。この海岸地方の人々はフェニキア人だったが、使徒言行録12章20節によればユダヤから食糧を調達しており、従ってユダヤの動向から常に目を離さなかった。