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試論:オリーブ山を140文字以内で

ソロモン王の異邦出身の妻たちは異教礼拝をイスラエルに持ち込んだが、異教の儀式がエルサレムの東の山で好んで行われたため、この山は「滅びの山」(列王下23章13節)と呼ばれた。来臨される主がお立ちになる山であると預言された(ゼカリヤ14章4節)後、ユダヤ人は皆この山での埋葬を望んだ。

(注)別エントリー「試論:ソロモンの背信を140文字以内で」も参照のこと。
http://josephology.me/app-def/S-102/wordpress/archives/5467

【追記】

福音書にある通り、主は御受難前の日々にあって、オリーブ山で弟子たちに重要な説教をなさり、来臨された主がオリーブ山に立たれるというゼカリヤ14章4節の預言は、現実のものとなった。マタイ24章やマルコ13章やルカ21章に記された主の説教は、第二神殿またエルサレムの滅亡を予告している。

ゼカリヤ14章はエルサレムが敵に蹂躙され、主がオリーブ山に立たれた後、地形が大きく変わると預言した。古代のユダヤ人は、天然の地形と強化した城壁で都を難攻不落の要塞都市としたが、紀元七〇年にローマの工兵部隊が渓谷を埋め土塁を築き地形を攻略に都合良く大きく変えた後、都を攻め滅ぼした。