マタイ13章「種を蒔く人」のたとえでは「根」が堅実や持続の象徴として登場するが、エレミヤ17章7節以下には「主に信頼する人は、水のほとりに植えられて根を張った葉が青々とした木」などと記され、同13節では「イスラエルの希望である主」を「生ける水の源」と呼ぶ(ヨハネ4章14節参照)。
(注)別エントリー「試論:『サマリアの女』と『水』を140文字以内で」も参照のこと。
http://josephology.me/app-def/S-102/wordpress/archives/6367
(注)別エントリー「試論:『自分の十字架』って何?を140文字以内で」も参照のこと。
http://josephology.me/app-def/S-102/wordpress/archives/7179
【追記】
主はヨハネ4章で御自分を「生きた水」の源にたとえられたが、これはエレミヤ17章13節とも符合しており、同章では主に信頼する人を水に根を張った木にたとえる(7節以下)。ヨブ29章19節も、同様の比喩を主の御教えに根ざした信仰の堅固さや持続性を表す際に用い、マタイ13章にも対応する。