主イエスはヨハネ15章2節で「わたしにつながっていても実を結ばぬ枝は全て御父が取り除かれるが、実を結ぶ枝は全て御父がさらに豊かに実るように手入れをなさる」と仰せになり、ガラテヤ5章22節以下でパウロは「実」の具体例を、愛・喜び・平和・寛容・親切・善意・誠実・柔和・節制と列挙した。
(注)別エントリー「試論:『神の義』と聖霊の結ぶ実を140文字以内で」も参照のこと。
http://josephology.me/app-def/S-102/wordpress/archives/6757
(注)別エントリー「試論:『実を結べ』を140文字以内で」も参照のこと。
http://josephology.me/app-def/S-102/wordpress/archives/9850
【追記】
受胎告知の際のみ使いの言葉《聖霊があなたに臨み、いと高き方の力があなたを覆う》の通りなら当然マリアは、胎内に「聖なる者、神の子」に宿したのと同時に「霊(聖霊)の結ぶ実」つまり、《愛、喜び、平和、寛容、親切、善意、誠実、柔和、節制》(ガラテヤ5章22節以下)も宿していたことになる。
ガラテヤ5章では「聖霊の結ぶ実」として神の御独り子の母の内面に関連する《愛、喜び、平和、寛容、親切、善意、誠実、柔和、節制》を説く。他方、コロサイ3章では「礼服」(マタイ22章)という比喩を踏まえ、「義人」ヨセフの「義」に関連する《憐れみの心、慈愛、謙遜、柔和、寛容、愛》を説く。
(注)別エントリー「予備的考察:聖母崇敬そして聖ヨセフ崇敬の起源とは」も参照のこと。
http://josephology.me/app-def/S-102/wordpress/archives/1750
(注)別エントリー「聖家族はどのような雰囲気の中で暮らしていたのか」も参照のこと。
http://josephology.me/app-def/S-102/wordpress/archives/5246
(注)別エントリー「試論:『礼服』の意味を140文字以内で」も参照のこと。
http://josephology.me/app-def/S-102/wordpress/archives/8008