試論:「牢」と「煉獄」を140文字以内で

主イエスの仰せの中には悪人が死んだ後に赴く場所として、「最後の審判」の「永遠の火」「永遠の罰」に象徴される、「無限の罰」のための場所(マタイ25章41節以下)が存在する。また別に人間関係がこじれて和解に至らない人が行く「牢」も存在するが、この「牢」は「有限の罰」の人の場所である。

(注)別エントリー「試論:マタイ18章34節『牢』を140文字以内で」も参照のこと。
http://josephology.me/app-def/S-102/wordpress/archives/18338

【追記】

黙示録20章13節には「海」が登場し「その中にいた死者を外に出した」と記される。「海」はミカ7章19節の通り古代のイスラエル人にとって「罪」や「咎」と関係している。しかし黙示録の「海」の中にいた死者は「火の池」には投げ込まれず、「海」自体が最終的には存在しなくなる(21章1節)。

(注)別エントリー「試論:黙示録の火の池を140文字以内で」も参照のこと。
http://josephology.me/app-def/S-102/wordpress/archives/5376