申命記34章10節は、モーセこそが旧約時代で最大の預言者であると記す。モーセはレビ記26章と申命記28章で、どのような場合に古代のイスラエルへ神からの幸福が訪れるのか、またどのような場合に神からの不幸が訪れるのかについて、後世の人々に対する戒めの意味でも詳しい預言を残しておいた。
(注)別エントリー「試論:モーセが預言したキリストを140文字以内で」も参照のこと。
http://josephology.me/app-def/S-102/wordpress/archives/6497
【追記】
申命記28章49節でモーセは、将来イスラエルの民を滅ぼす国民の象徴となる動物を預言した。マタイ24章28節のギリシア語本文も古代のギリシア語訳申命記と同じ単語を用いている。それはローマの国章と同じ動物で、ヨハネ11章48節で「ローマ人」という表現が登場する、根拠の一つでもあった。
(注)別エントリー「試論:『人の子が現れる日』を140文字以内で」も参照のこと。
http://josephology.me/app-def/S-102/wordpress/archives/8454