試論:ルカ11章27節を140文字以内で

ある女性がルカ11章27節で主イエスに「あなたを宿した胎はなんと幸いでしょう」と声高らかに言い、次節で主はそれに否定的に反応されたと解釈されがちである。ただし同じ事柄を1章45節で聖霊に満たされたエリサベトが声を大にして言っており、そして主イエスと聖霊とは相反する内容を語れない。

(注)別エントリー「試論:『真理』あるいは三位一体を140文字以内で」も参照のこと。
http://josephology.me/app-def/S-102/wordpress/archives/7662

【追記】

ルカ11章28節のギリシア語本文を読むと主は前節の「ある女性」の発言を否定しておらず逆に強く同意している。主は「もちろんそうだがさらに(母に関して)言えば、神の言葉を聞いてそれを守る人は幸いだ」とは仰せになったが、母は神の言葉を聞かないとか守らないなどとは一言も口にされていない。

(注)別エントリー「試論:ルカ11章28節を140文字以内で」も参照のこと。
http://josephology.me/app-def/S-102/wordpress/archives/5786